立川でワインに特化したお店をやるのは本当に難しい…。

しかも狭い店内でやるのは。

都内と比べると、圧倒的にワインに対して苦手意識の強い人達が多いのが立川。

昨今の急激な都市開発により地価も急激に高騰し、下手な都内よりもよっぽど家賃の高くなった立川。でも所詮は立川は田舎。住んでいるのは昔から保守的な人達が多い街です。

だから、圧倒的に多いのがワインについて知らない方ばかり。

ワインバーとうたっても、やれホッピーだ熱燗だ、甘めのお酒は有りませんか?となる。

なんせ10坪の狭い店内。製氷機も置けない位の狭い物件なんで、良くも悪くもワインに特化しているんです…(>_<)

だからウチの2階は居酒屋では無くショットバーなんです。と言ってもポカンとされる。

だからと言うか、せめてものワインに関しては限りなく分かり易く、飲み易いお手頃な価格のワインを揃えていますが、そう言う時に限ってワイン通の方が本当にたまにご来店を頂く。

そうなると

「こんな品揃え?ワインバーだろ」

「だから立川は…」

って感じ満載になる…。

そりゃあ、自分的には一杯のグラスワインの値段を気にしなければ、都内の様にブルゴーニュやアルザス、ボルドーのワインなどで品揃えをしたいのは本音。

でも本音(こだわり)と建て前(お客様のニーズ)のバランスでやるのが商売。

オープンからそろそろ3周年を迎えますが、未だに悩みの種です…。